ばんえい能力検定第2回目アズキ編
ばんえい能力検定2回目アズキ編
2014年4月18日午後
アズキの第二回目の能力検定の日を迎えました。
第3競走に出走。
この日のコースは、最悪にも1コース。前回は一番外コース。
人の動き、人の声に過敏になりすぎて又、自分らしさが出せるのだろうかと、私は正直不安が頭の中をよぎりました。
まるでアズキには・・・目には見えない試練を与えられているような気持ちにさえ感じてしまいました。
そんな気持ちの中でのスタート!!
第二障害までを振り返ってみても、決して好スタートとは言えない出だし。第二障害までの間、全くアズキらしくない様子が、すでに見受けられました。前回の一回目の能力検定の時と比較しても明らかに、この第二障害までの走りは納得できる良い面は残念ながらありませんでした。
残念なことに、第二障害においても思いっきりバランスを崩し、障害の頂上で膝を折ってしまいました。なかなか起き上がれないアズキ。
刻々と時間だけが無情にも過ぎていくなかで、調教師の指示で、起き上がれないアズキに対し、厩務員が補助に入ることになってしまいました。
この時点で、残念なことに失格です。
第二障害において障害をクリアできない場合、馬の状態に応じて、これ以上は不可能だと判断した場合、競争を中止することができます。
競争を中止した馬は、障害の途中でも橇などの道具を外し、棄権することが可能となります。
しかし、調教師はあえてアズキの能力を信じ、失格は決定してますが、最後まで棄権することなく、ゴールを目指し完走する方法を選びました。
第二障害であれだけ時間がかかれば、本来ならばアズキの体力は間違いなくかなり消耗しているに違いありません。
しかしそんな不安はよそに、アズキはきっちりと第二障害を越え、ゴールまで一度も止まることなく完走しました‼
今回の能力検定の結果は不合格でしたが、アズキの能力は一回目の能力検定の時よりも第二障害からゴールまでの間の内容は、素晴らしい仕上がりだと感じました。
第3回目の能力検定では、必ず合格してくれると信じています!!
ガンバレ!!アズキ(*’▽’)
なかじま ゆか